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「仕事に行くと頭痛や胃の不調が出る」
「疲れが取れず、週末もぐったりしてしまう」
「ストレスで眠れず、日中の集中力が落ちている」

こうした 職場ストレスによる体調不良 は、決して珍しいことではありません。
心の負担はそのまま体にも現れ、気づかないうちに健康を蝕んでしまうことがあります。

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
当センターは、山口市に拠点を置き、職場のストレスや体調不良に悩む方へのカウンセリングを専門的に行っています。今回は「職場ストレスが体に及ぼす影響」と「自分でできる工夫」、そして「カウンセリングでできること」をご紹介します。


職場ストレスが体に出るとき

ストレスは心だけでなく体にも影響します。
職場での強いプレッシャーや人間関係の緊張が続くと、次のような不調が現れやすくなります。

このような症状は「体の病気」そのものが原因のこともありますが、多くの場合、職場のストレスと密接に関わっています。


放っておくとどうなるか?

一時的な不調であれば休養で回復することもあります。
しかしストレスが長期化すると、

といった悪循環に陥ることがあります。
体調不良が「心のSOS」のサインであることも少なくありません。


自分でできる体調ケアとストレス対処法

ここからは、日常で取り入れやすい方法をご紹介します。

1. 呼吸を整える

緊張や動悸を感じたら、4秒吸う → 4秒止める → 4秒吐く → 4秒止める「波の呼吸」を繰り返すと、自律神経が整いやすくなります。

2. 小さな行動を取り入れる

職場ではずっと座りっぱなしになりがちです。立ち上がって伸びをする、給水に行くといった小さな行動でも、体の緊張をほぐす効果があります。

3. 考えを書き出す

「このままでは失敗するかも」と思ったとき、その根拠や例外を紙に書いてみましょう。頭の中で考え続けるより、心身の負担が軽くなります。

4. 完璧を求めすぎない

「100点を取らないと」と思うほど体に緊張が走ります。「今の自分にできる範囲で大丈夫」と考えることで、体調への影響を和らげられます。


認知行動療法によるカウンセリング

自分なりに工夫しても体調不良やストレスが続く場合は、カウンセリングで一緒に整理していくことが有効です。

最初に現在のパターンを整理

まずは「どんな場面で体調が崩れやすいか」を一緒に振り返ります。
たとえば「上司に注意されたとき」を思い浮かべると、

といった要素を分けて見ていきます。
こうすることで「自分はこの考えが浮かぶと体調が崩れやすいな」といったパターンが見えてきます。

介入の方法は一緒に決める

整理したうえで、クライエントと相談しながら改善に向けて取り組んでいきます。

このように認知行動療法のカウンセリングは「決まった型」ではなく、状況に合わせて一緒に工夫していくプロセスを大切にしています。


よくあるご質問(Q&A)

Q1. 体調不良でもカウンセリングを受けられますか?
A1. はい。医療機関の受診と並行しながら、心身のケアをサポートすることも可能です。

Q2. どのくらいで効果を感じられますか?
A2. 個人差はありますが、週1回〜隔週で数回続けることで「気持ちが楽になった」「体調の波が落ち着いた」と感じる方が多いです。

Q3. 会社に知られずに相談できますか?
A3. はい。完全予約制・秘密厳守で行っていますので安心してご利用いただけます。


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まとめ

職場のストレスは心だけでなく体に直接影響します。頭痛・胃の不調・不眠などの症状は、心のSOSであることも少なくありません。
自分でできる工夫を試しながら、必要なときは専門家と一緒に整理していくことで、心身の負担を軽くし、自分らしく働く力を取り戻すことができます。

ゴールは「体調不良を完全になくす」ことではなく、体調やストレスに振り回されず、安心して働ける自分になること。
そのためのサポートを、山口店では丁寧に行っています。

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