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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店のブログをご覧いただきありがとうございます。

2025年5月の法改正により、これまで努力義務とされていた従業員50人未満の事業場においても、ストレスチェックの実施が義務化されることになりました。

施行時期は最長でも2028年5月までとなる見込みですが、
「まだ少人数だから先でいい」
と考えるのではなく、早めの準備が重要です。

山口県内でも、小規模事業者や地域密着型の事業所では、

・少人数で業務を回している
・一人の休職や離職の影響が大きい
・人手不足で負担が偏りやすい
・相談体制や制度整備が後回しになりやすい

といった課題が起こりやすいことがあります。

特に小規模組織では、
一人のメンタルヘルス不調が、業務全体や経営に与える影響が大きくなりやすい
ため、制度対応だけでなく、職場環境全体を見直す視点が重要です。

ストレスチェック義務化は、単なる法対応ではなく、
職場の課題を整理し、より働きやすい組織づくりにつなげる機会
にもなります。

本記事では、山口で小規模事業者がストレスチェック義務化に備える際に押さえておきたいポイントと、制度対応だけで終わらせない職場改善 の考え方を解説します。


■ 2025年法改正で小規模事業者にも求められること

これまでストレスチェック制度は、主に常時50人以上の労働者を使用する事業場に義務付けられていました。

しかし、2025年5月の法改正により、
50人未満の事業場にも義務化される方向となりました。

施行は段階的に進む見込みですが、最長でも2028年5月までには対応が必要とされています。

この改正は、
「小規模だから負担が少ない」
という考え方ではなく、
規模に関わらず、働く人のメンタルヘルス対策が必要
という流れを反映しています。


■ 山口の小規模事業者だからこそ、早めの準備が重要

山口県内では、地域密着型企業や少人数体制の職場も多く、
一人ひとりの役割が大きい職場も少なくありません。

そのため、

・一人が休むと業務が回りにくい
・代替人員が少ない
・人間関係の影響が職場全体に広がりやすい
・管理者の負担が集中しやすい

といった特徴があります。

つまり、
小規模だからこそ、メンタルヘルス不調の予防や早期把握が経営安定に直結しやすい
とも言えます。


■ ストレスチェックは実施することが目的ではない

義務化されると、
「制度として実施しなければならない」
という意識が先行しやすくなります。

しかし、本当に重要なのは、
結果をどう活かすか
です。

例えば、

・人間関係の負担
・業務量の偏り
・相談のしづらさ
・役割の曖昧さ

といった課題は、数字だけで原因が明確になるとは限りません。

だからこそ、
ストレスチェックを入口として、
「今の職場で何が起きているのか?」
を整理することが重要です。


■ 小規模組織では個人の問題が職場全体の問題になりやすい

少人数の職場では、

・一人の強い言動
・管理者の余裕のなさ
・情報共有不足
・相談のしにくさ

が、そのまま職場全体の空気へ影響しやすいことがあります。

認知行動療法では、
行動やストレス反応を個人だけでなく、
環境との相互作用
として考えます。

つまり、
「本人が弱い」
ではなく、
「どんな環境だと負担が増えやすいのか」
を見ることで、より建設的な改善につながります。


■ 行動を変えるのは注意より仕組み

職場改善では、
「もっと頑張ろう」
「もっと気をつけよう」
だけでは継続しにくいことがあります。

むしろ、

・相談窓口を整理する
・情報共有方法を統一する
・役割分担を可視化する
・確認ルールを作る

など、
自然と負担が偏りにくい環境づくり
の方が現実的な場合もあります。

小規模事業者は、大きな組織より柔軟に改善しやすいことも強みです。


■ 2028年を待たず、今から整えることの意味

施行まで猶予があるとしても、
直前で慌てて対応すると、
「制度をこなすだけ」
になりやすいことがあります。

一方、早めに準備することで、

・制度対応
・離職予防
・休職リスク対策
・職場改善

といった複数の目的を持って取り組みやすくなります。

小規模事業者ほど、
今のうちに整える
ことが、将来的な安定につながりやすい可能性があります。


■ Q&A

Q1. 山口の小規模事業者でもストレスチェック義務化の対象になりますか?

A. 2025年5月の法改正により、50人未満の事業場にも義務化の方向となっており、最長2028年5月までの施行が見込まれています。

Q2. まだ施行前でも準備は必要ですか?

A. はい。制度対応だけでなく、職場環境整備や経営リスク対策としても、早めの準備は有効です。

Q3. 小規模事業者にとって重要なのは何ですか?

A. 単に実施することではなく、結果をもとに職場の負担構造や仕組みを見直すことです。


■ 山口店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター山口店

〒753-0055
山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
(JR湯田温泉駅 徒歩1分)

営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)

WEBサイト
https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/

LINE(ご相談・ご予約)
https://lin.ee/26sKHRK8

お申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


小規模事業者へのストレスチェック義務化は、
制度対応 にとどまらず、
働きやすく、安定した職場づくりを見直す機会
にもなります。

山口で、今後の制度対応と職場改善の両方を見据えたい方は、早めの準備と整理をおすすめします。

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