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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。

離婚は、手続きや条件を決めれば終わる問題ではありません。
多くの方が実際に苦しさを感じるのは、「どうしたいのか分からない」「気持ちが追いつかない」という心の整理がつかない状態です。

・このまま続けるべきなのか
・離れる選択は間違いではないのか
・子どもや家族にどんな影響があるのか

考えれば考えるほど迷いが増え、日常生活に集中できなくなることも少なくありません。
離婚カウンセリングは、そうした混乱の中で気持ちと考えを落ち着いて整理するための時間です。


離婚カウンセリングが大切にしていること

離婚に関する相談というと、
「どうやって別れるか」
「どちらが悪いか」
という話を想像されることがあります。

しかし、カウンセリングで扱うのは結論そのものではなく、そこに至るまでの内面のプロセスです。

感情を安全に整理する

離婚を考える過程では、怒り・不安・罪悪感・虚しさなど、さまざまな感情が同時に湧き上がります。
カウンセリングでは、これらを評価せず、言葉として整理することで、気持ちの負担を軽くしていきます。

納得できる判断を支える

「離婚すべきか」「修復の余地はあるのか」といった問いに、正解はありません。
大切なのは、誰かに決めてもらうことではなく、自分自身が納得できる判断に近づくことです。

家族全体への影響を整理する

離婚は夫婦だけでなく、子どもや周囲の人にも影響します。
親としてどのように関わるか、どんな点に気をつけるかを一緒に考えていきます。

離婚後の生活を見据える

離婚後に感じやすいのは、孤独感や生活への不安です。
今後の生活を具体的にイメージし、心の土台を整えることも重要なテーマになります。


認知行動療法(CBT)を用いた離婚サポート

当センターでは、認知行動療法(CBT)の視点を用いてカウンセリングを行っています。
CBTでは、「起きている出来事」「考え」「感情」「行動」を整理しながら、負担の大きいパターンを見直していきます。

考えと感情の整理

離婚をめぐる場面では、
「こうあるべきだった」
「もう取り返しがつかない」
といった極端な考えに引っ張られやすくなります。
カウンセリングでは、こうした考えをそのままにせず、現実的な視点を増やしていきます。

行動の立て直し

気持ちが不安定な時期は、生活リズムが崩れやすくなります。
睡眠・食事・活動を無理のない範囲で整え、心の余力を保つ工夫を一緒に考えます。

対話の仕方を整える

必要に応じて、相手と話し合う際の伝え方や距離の取り方を整理します。
感情的なやりとりを避け、自分も相手も消耗しにくい関わり方を目指します。


状況別によくあるご相談

どの段階であっても、「相談してはいけない時期」はありません。


Q&A:離婚とカウンセリング

Q1.離婚を決めていなくても相談できますか?
A.はい。迷っている段階での相談はとても多く、整理の助けになります。

Q2.夫婦で一緒に相談することはできますか?
A.状況によって可能です。話し合いが難しい場合でも、関係を整理する視点を提供できます。

Q3.法的な手続きについて相談できますか?
A.カウンセリングでは法的判断は行いません。必要に応じて、専門機関と併用する形が現実的です。


離婚の悩みを抱えている方へ

離婚は「人生の失敗」でも「急いで決めるべき課題」でもありません。
今感じている迷いや揺れは、真剣に向き合っている証でもあります。

一人で考え続けて苦しくなっている方こそ、
気持ちを整理するための時間を持ってみてください。
カウンセリングは、結論を出す場所ではなく、考える力を取り戻す場です。


認知行動療法カウンセリングセンター山口店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター山口店
〒753-0055
山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
(JR湯田温泉駅 徒歩1分)

営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)

LINE(相談・ご予約)
https://lin.ee/26sKHRK8

お申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

Webサイト
https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/

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