2025年05月23日
- 認知行動療法
山口で子どもの性加害再犯防止のカウンセリング

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
最近、「子どもが性加害を行った」というご相談が増えています。
本人に強い悪意はなく、好奇心や軽い気持ちで行ってしまったというケースも少なくありません。
こうした背景には、未熟な判断力や誤った性情報への早期接触、感情コントロールの難しさが複雑に絡んでいると考えられます。
未成年の加害も現実に──放っておけない傾向
当センターのデータでは、16歳未満および16歳以上〜20歳未満の層による性加害の相談が、一定の割合を占めています。
これらの年代は、社会的責任を十分に自覚できていない時期でもあり、**「知らずに相手を傷つけてしまった」**というケースも多く見られます。
どんな行為が多い?──最多は「盗撮」
主訴(相談内容)として最も多いのは「盗撮」です。次いで「痴漢」「露出」などが続きます。
これらは「いたずら」や「興味本位」で行われることもあり、子ども自身がそれを性加害だと認識できていない場合もあります。
再発を防ぐ鍵:リラプス・プリベンションモデルとは
当センターでは、認知行動療法に加えてリラプス・プリベンション(再発予防)モデルも取り入れています。
これは「衝動に負けてしまう瞬間」を減らすための心理的な支援モデルで、次のようなステップを踏みます:
- 高リスク状況の特定
─ どんなときに再発しやすいか(例:ストレス、孤独、衝動) - 対処スキルの強化
─ 衝動を感じたときの行動を「置き換える」練習 - 認知の再構築
─ 「どうせまたやってしまう」などの否定的思考への対処 - 再発を“失敗”と捉えない構え
─ 万が一の再発があっても、そこから「立ち直る力」を育てる
再発予防とは、「100%の抑制」ではなく「崩れそうな時に踏みとどまる力」を養うプロセスなのです。
私たちが大切にしていること
子どもが性加害行為に関わったとき、必要なのは「叱ること」ではありません。
むしろ私たちは次のような支援を大切にしています:
- 本人の人間性と行動を分けて考える
- 「あなたはダメな人間だ」とは決して言わない
- 再発を防ぐために必要な力を一緒に育てる
ご相談は「早すぎることはありません」
「もしかしたら…」「一度だけだったけど…」
そんな段階でのご相談も、どうぞご安心ください。
私たちは秘密厳守のうえ、初回無料の事前相談から対応しております。
保護者の方や学校関係者からのご相談も可能です。
ご相談窓口
📍認知行動療法カウンセリングセンター 山口店
〒753-0055 山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
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