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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。

最近、「子どもが性加害を行った」というご相談が増えています。
本人に強い悪意はなく、好奇心や軽い気持ちで行ってしまったというケースも少なくありません。

こうした背景には、未熟な判断力や誤った性情報への早期接触、感情コントロールの難しさが複雑に絡んでいると考えられます。


未成年の加害も現実に──放っておけない傾向

当センターのデータでは、16歳未満および16歳以上〜20歳未満の層による性加害の相談が、一定の割合を占めています。

これらの年代は、社会的責任を十分に自覚できていない時期でもあり、**「知らずに相手を傷つけてしまった」**というケースも多く見られます。


どんな行為が多い?──最多は「盗撮」

主訴(相談内容)として最も多いのは「盗撮」です。次いで「痴漢」「露出」などが続きます。

これらは「いたずら」や「興味本位」で行われることもあり、子ども自身がそれを性加害だと認識できていない場合もあります。


再発を防ぐ鍵:リラプス・プリベンションモデルとは

当センターでは、認知行動療法に加えてリラプス・プリベンション(再発予防)モデルも取り入れています。
これは「衝動に負けてしまう瞬間」を減らすための心理的な支援モデルで、次のようなステップを踏みます:

  1. 高リスク状況の特定
     ─ どんなときに再発しやすいか(例:ストレス、孤独、衝動)
  2. 対処スキルの強化
     ─ 衝動を感じたときの行動を「置き換える」練習
  3. 認知の再構築
     ─ 「どうせまたやってしまう」などの否定的思考への対処
  4. 再発を“失敗”と捉えない構え
     ─ 万が一の再発があっても、そこから「立ち直る力」を育てる

再発予防とは、「100%の抑制」ではなく「崩れそうな時に踏みとどまる力」を養うプロセスなのです。


私たちが大切にしていること

子どもが性加害行為に関わったとき、必要なのは「叱ること」ではありません。
むしろ私たちは次のような支援を大切にしています:


ご相談は「早すぎることはありません」

「もしかしたら…」「一度だけだったけど…」
そんな段階でのご相談も、どうぞご安心ください。

私たちは秘密厳守のうえ、初回無料の事前相談から対応しております。
保護者の方や学校関係者からのご相談も可能です。


ご相談窓口

📍認知行動療法カウンセリングセンター 山口店
〒753-0055 山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室

▶無料相談・カウンセリングのご予約はこちらから(Googleフォーム)https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


認知行動療法カウンセリングセンター山口店

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