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2025年08月13日

  • 認知行動療法

山口で広場恐怖の方へのカウンセリング

〜外出や人混みに不安を感じるあなたへ〜

はじめに

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
「外に出ると心臓がドキドキして落ち着かない」「人が多い場所や電車に乗ると息苦しくなる」「もし外で具合が悪くなったら…と考えてしまう」――こうした強い不安や恐怖から、外出や特定の場所を避けるようになる状態を**広場恐怖（Agoraphobia）**といいます。

広場恐怖は単独で起こることもありますが、パニック症や心疾患・呼吸器疾患などの身体的な症状に伴って出てくることもあります。過去の発作や不整脈の経験から、「また起きたらどうしよう」という予期不安が強まり、外出自体を控えるようになるケースも少なくありません。

当店では、この広場恐怖に対し**認知行動療法（CBT）**を中心としたカウンセリングを行い、安心して生活の行動範囲を広げられるようお手伝いしています。

広場恐怖とは

「広い場所が苦手」という印象を持たれがちですが、実際は「助けが得にくい、あるいは逃げにくい」と感じる状況で不安が高まるのが特徴です。
次のような場面で症状が出やすくなります。

こうした不安は「また症状が出るかもしれない」という予期不安によって強くなり、行動を避ける傾向が増してしまいます。

カウンセリングの進め方

山口店での広場恐怖カウンセリングは、あくまで進め方の一例です。
状況や症状に応じて順序や内容を変えることがあり、必ずしもすべてのステップを行うわけではありません。

1. 状況の把握と整理

初回では、不安や身体症状が出る場面やきっかけを詳しく伺い、「事実」と「受け止め方」を分けて整理します。

2. 広場恐怖の仕組みを理解

身体の変化（脈の乱れや息苦しさなど）をきっかけに「倒れるかもしれない」という極端な予測が浮かび、不安と身体反応が互いに強まり合う悪循環が起きることがあります。まずはこの仕組みを理解することから始めます。

3. 不安階層の作成

不安を感じる場面を軽いものから強いものまで並べ、段階表を作ります。
例：

  1. 家の近くを一人で散歩
  2. 最寄り駅まで出かける
  3. 商業施設に入る
  4. 電車で2駅分移動
  5. 繁華街で1時間過ごす

4. 段階的エクスポージャー

低い段階から少しずつ挑戦します。
例：建物内を歩く → 施設の売店に入る → 屋外を散歩 → 短時間の外出、と徐々に行動を広げることで、不安が和らいでいくケースがあります。

5. 不安への対応方法を増やす

不安が強くなった時の対処法を一緒に整理します。
例：

6. 考え方の見直し

「〇〇になったら終わりだ」「必ず倒れる」という予測を、経験や事実をもとに検証し、より現実的な受け止め方に変えていきます。

山口店のサポートの特徴

  1. 医療との連携
     　身体的な症状を伴う場合、主治医と協力して安全に進めます。
  2. 柔軟な進め方
     　生活環境や不安の度合いに合わせて、無理のないペースで対応します。
  3. オンライン相談可能
     　外出が難しい場合はオンラインでの面談や自宅での練習から始められます。
  4. 行動の幅を広げるお手伝い
     　小さな挑戦を重ねることで、できることを少しずつ増やしていきます。

広場恐怖と似た症状との違い

Q＆A

Q1. 初回相談では何をしますか？
 A. 状況を丁寧にお伺いし、不安や回避行動のパターンを整理します。いきなり行動練習をすることはありません。

Q2. 改善までの期間は？
 A. 個人差はありますが、数か月で外出範囲が広がる方もいます。

Q3. 外出練習は必ず一人ですか？
 A. 初めはカウンセラーが同行することもあります。慣れてきたら一人で取り組み、必要に応じてサポートします。

お申し込み・お問い合わせ

認知行動療法カウンセリングセンター山口店
住所：〒753-0047 山口県山口市道場門前2丁目4-19 船津ビル2階
営業時間：10:00〜20:00（完全予約制）
LINE：https://lin.ee/26sKHRK8
 予約フォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
 WEBサイト：https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/

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