2025年09月11日
- 認知行動療法
山口でいじめに悩む方へのカウンセリング
〜学校に行けない、相談できないときの「橋渡し」として〜
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
学校は本来、安心して学び、仲間と関わりながら成長するための大切な場所です。ところが現実には、いじめの影響で「学校に行くのがつらい」「スクールカウンセラーにさえ話せない」と感じてしまう方も少なくありません。
当センターでは、そうした方が安心して気持ちを整理し、学校や家庭とのつながりを回復できるように支援を行っています。この記事では、山口でいじめに悩む方へ向けて、認知行動療法（CBT）の視点を活かしたカウンセリングの特徴をご紹介します。
いじめとは何か
いじめとは、相手に心理的あるいは身体的な影響を与え、心身に苦痛をもたらす行為を指します。これは教室内に限らず、通学の場やインターネット上など、あらゆる場面で起こり得ます。
「いじめ」という言葉の範囲は広く、無視やからかい、仲間外れ、暴力、SNSでの投稿など、さまざまな形を含みます。そのため、教師・保護者・本人の間で認識が食い違うこともあり、対応が遅れる原因になることもあります。
学校に行けない・相談できないときの現実
いじめに遭った子どもは、「話したらもっとひどくなるかもしれない」と恐れて、助けを求められない場合があります。その結果、
- 朝になると体が動かず登校できない
- 「また何か言われるのでは」と不安が強まる
- 家族にさえ打ち明けられず孤立してしまう
といった状況に陥りがちです。
この孤立を放置してしまうと、学業や生活リズムだけでなく心身の健康にも影響が及びます。そこで、学校と家庭の間に立つ第三者として、外部のカウンセリング機関が大きな役割を果たします。
認知行動療法から見たいじめへの理解
認知行動療法（CBT）は、出来事や行動を「良い・悪い」で決めつけるのではなく、どのようなきっかけで起こり、その後どんな影響が続くのかを整理する方法です。
この視点を取り入れることで、
- どうしていじめが繰り返されてしまうのか
- なぜ声を上げるのが難しいのか
- なぜ周囲の人が関わりにくいと感じるのか
といった背景を冷静に理解できるようになります。
そこから、
- 安心して過ごせる場をどう整えるか
- 家庭や学校でどんな支援ができるか
- 子どもが少しずつ自信を取り戻すためにどんな工夫が必要か
といった具体的な手がかりを見つけやすくなります。
機能的アセスメントという方法
CBTでよく用いられる「機能的アセスメント」では、
- どんな場面で問題が生じやすいのか（きっかけ）
- そこでどんな行動や反応が出ているか（行動）
- その後どうつながっているのか（結果）
という流れを丁寧に整理します。
これにより、問題の連鎖を把握しやすくなり、どこに支援を入れれば改善が進むかが明確になります。山口店のカウンセリングでは、この手法を基盤にしながら、本人・保護者・学校に合った方法を一緒に考えます。
カウンセリングでの具体的な支援
子どもへのサポート
- 安心して話せる場所をつくる
- 「声を出せないことは弱さではない」と理解できるように支える
- 少しずつ、自分に合った安心できる方法を見つけていけるよう伴走する
保護者へのサポート
- 子どもの気持ちを受け止める方法を一緒に考える
- 学校とのやり取りを整理して負担を減らす
- 保護者自身の不安や孤立感にも寄り添う
学校との橋渡し
- 直接伝えにくい思いを代わりに伝える
- 面談に同席して話し合いをサポートする
- 教師が取りやすい工夫を一緒に検討する
再び孤立させないための取り組み
カウンセリングは、現在起きている問題に対応するだけではありません。同じような状況に戻らないよう、周囲とのつながりを整えていくことも大切です。
たとえば、
- 学校や家庭と協力して、安心できる場を整える
- 本人が「自分の気持ちを聞いてもらえる」と感じられる関係を増やす
- 周囲の大人や友人が自然にサポートできるような環境をつくる
これらの取り組みによって、子どもが孤立せずに安心して生活を続けやすくなります。
よくある質問（Q&A）
Q1. 子どもが「学校に行きたくない」と言っています。すぐに相談した方がよいですか？
A1. はい。早期に相談することで不安や孤立感の固定化を防げます。小さなサインの段階でもご相談ください。
Q2. 学校に知られるのが怖いのですが、秘密にできますか？
A2. 可能です。相談内容は守秘義務のもとで扱われます。必要があれば、ご本人やご家族と一緒に学校との連携を検討します。
Q3. カウンセリングはどのくらい続ければよいですか？
A3. 個人差があります。数回で気持ちが整理される方もいれば、長期的な支援が必要な方もいます。ご一緒に無理のない計画を立てて進めます。
山口でいじめに悩む方へ
「学校に行きたくない」「誰にも相談できない」——そう感じるのは自然なことです。大切なのは、一人で抱え込まず、安心できる場で気持ちを整理することです。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店は、学校や家庭との橋渡し役としてサポートしながら、安心して話せる場を提供しています。
ご利用案内
- 住所：〒753-0055 山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
- アクセス：JR湯田温泉駅 徒歩1分
- 営業時間：10:00〜20:00（完全予約制）
- LINE：https://lin.ee/26sKHRK8
- 予約フォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
- Webサイト：https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/
📌 山口でいじめに悩んでいる方へ。私たちは「安心して気持ちを整理し、現実的な一歩を踏み出せる場所」でありたいと考えています。
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