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― 恥ずかしさからの解放を、心理学的にサポートします ―

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
「人前で顔が赤くなるのが怖い」
「また赤面したらどうしようと考えてしまい、外出や会話が苦痛」
そんな日常の困りごとに、心当たりはありませんか?

この記事では、**赤面恐怖が起きる心理的背景と、改善のための具体的な支援法(認知行動療法+ビデオフィードバック)**について、わかりやすくお伝えします。


🔍 赤面恐怖とは?

赤面恐怖は、人とのやりとりの場面で顔が赤くなることに強い恐怖感を持ち、そのために生活の自由さが奪われる状態をいいます。
日本では特に若年層を中心に多く見られ、「対人恐怖症」の一種として研究・支援が進んでいます。

主な傾向


🧠 赤面恐怖が生まれる仕組み

1. 「見られている感覚」に過敏

自分の汗・震え・表情・声などを「他人は気づいている」と感じやすく、それが実際以上に恥ずかしいことだと認識されやすいです。

2. 「赤くなった=失敗」という思い込み

自分の生理的反応を、「マイナスの評価」や「恥の象徴」として捉え、必要以上に恐怖を抱いてしまうのです。

3. 回避行動による悪循環

「また赤面するかもしれない」という予期不安により、会話や発表などの場面を避けるようになり、それが結果として「赤面=恐怖」という認識を強化してしまいます。


🛠 認知行動療法でできること

私たちのカウンセリングでは、**認知行動療法(CBT)**に基づいた段階的なサポートを提供しています。

✅ 思考パターンの確認と修正

自動的に浮かぶ「こう思われているかもしれない」という考え方が、本当に妥当かを一緒に検討していきます。

✅ 避けている場面へのステップ練習

最初は小さな場面から、苦手と感じる状況に少しずつ慣れていく「曝露」練習を進めていきます。

✅ 呼吸法・認知トレーニングの導入

赤面や緊張が出たときのために、身体の緊張をほぐすスキルや、注意の向け方を変える工夫も取り入れます。


🎥 ビデオフィードバック法の活用

どんな方法?

話している自分を録画し、あとで映像を一緒に見ながら「自分の印象」を客観的に確認する手法です。

実際には、

という現実に気づくことで、自分に向けていた厳しい視線を和らげていくことができます。

どんな効果があるの?

研究では、**自分の生理反応への誤解(赤面や震えが目立っているはずという思い込み)**を修正するのに効果があるとされています。
また、「他者からのフィードバック」も併用することで、「自分がどう見られているか」への不安がより軽減されることも分かっています。


📈 改善の進め方(例)

  1. 現在困っている場面や不安内容の整理
  2. どんな考えが浮かぶかを明確にする
  3. 苦手場面に少しずつ慣れる練習(行動実験やVF)
  4. 「意外と大丈夫だった」という経験を積む
  5. 赤面しても動じない心の余裕を育てる

🏢 山口で赤面恐怖のご相談をお考えの方へ

認知行動療法カウンセリングセンター山口店では、赤面恐怖を含む対人不安のご相談に対応しています。
「他人と比べて過敏すぎる」と感じている方も、まずは安心してご相談いただければと思います。

■ 店舗情報(山口店)


💬 よくあるご質問

Q1. カウンセリングでビデオを見るのは少し抵抗があります…

→ ご希望や状態に応じて選択可能です。無理に実施することはありません。

Q2. オンラインでの対応も可能ですか?

→ はい。カメラOFFのご相談にも対応しています。

Q3. 通う頻度や期間の目安は?

→ 週1〜隔週で3〜6ヶ月程度継続される方が多いですが、無理のないペースで設定できます。


✉ 最後に

赤面してしまうという悩みは、人との関係を大切にしたいという気持ちの裏返しでもあります。
「こんなことで…」と我慢するよりも、少しずつでも変わりたい気持ちがあれば、それだけで十分です。

あなたのその気持ちに、私たちがお応えします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

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