2025年07月08日
- 認知行動療法
山口で「心理的安全性」に悩む企業様へ|現場に根ざしたメンタルヘルス研修のご提案

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
当センターでは、山口市内を中心に、企業様向けのメンタルヘルス支援・人間関係改善に取り組んでいます。
今回は、「心理的安全性」をテーマにした職場研修についてご紹介します。
「最近、会議が静かすぎる…」
「本音が出ないままプロジェクトが進んでいる気がする」
そんな違和感を感じたことはありませんか?
“心理的安全性”とは、単なるブームではなく、組織にとっての土台です。
ただし、導入にはいくつかの落とし穴もあります。この記事では、山口エリアの企業文化も踏まえて、実践的な取り組みをご紹介します。
心理的安全性とは?|言える・聞ける職場づくりの基本
心理的安全性とは、「この場で自分の考えを表現しても、非難や否定をされない」という感覚を指します。
Google社が注目したことで話題になりましたが、本質はとてもシンプルです。たとえば、
- 分からないことを「分からない」と言える
- ミスをしたときに「助けてほしい」と言える
- 「こうした方がいいかも」と提案できる
こうした空気が職場にあるかどうかで、チームの信頼・柔軟性・生産性は大きく変わってきます。
上司と部下で感じ方が違う|導入時のつまずきポイント
心理的安全性は理想ですが、現場では次のような声も聞かれます。
上司側の声:
- 「意見を出していいよ、と言っているのに誰も話さない」
- 「心理的安全性を意識しているのに、なぜ距離を感じるのか分からない」
部下側の声:
- 「本当に言っていいのか分からない」
- 「評価や人間関係が怖くて、本音を言えない」
- 「“話して”と言われると、逆にプレッシャーになる」
つまり、「安全に話せる雰囲気」は、上司にとっては“作る”ものであり、部下にとっては“感じる”もの。
この感覚のズレを無視したままでは、せっかくの取り組みが逆効果になりかねません。
当センターの研修では何をするのか?
認知行動療法カウンセリングセンター山口店では、“心理的安全性のギャップ”に注目した構成で研修を行っています。
📌 主な内容
1. 心理的安全性を「言葉」ではなく「体験」で学ぶ
- 安全性の有無を体感するワーク
- 「安全な職場」と「不安な職場」の違いをロールプレイで実感
2. 上司向け:信頼される聞き方・伝え方
- 「どんな言葉が安心感につながるか」
- 「言いにくいことをどう伝えるか」
- 「沈黙が怖くない“待つ”コミュニケーション」
3. 部下向け:不安を感じながらも動ける力を育てる
- 「本音を出す練習」
- 「どう伝えれば怖くないか」技術の習得
- 「心理的安全性は、作ってもらうだけじゃなく、自分も参加するもの」という視点の獲得
4. 両者の立場を“交換”する対話セッション
- 上司と部下でロール交代
- 「実は伝わっていなかった」ポイントを発見
- 誤解や遠慮の構造を可視化するワーク
山口エリアでこそ必要とされる理由
山口県では、組織内の上下関係を重んじる文化が根強く残っている企業も少なくありません。
“和を乱さない”“意見を飲み込む”ことが良しとされる場面も多く見られます。
しかし、これからの時代は、
- 若手社員の多様化
- ハラスメントリスクの高まり
- 離職防止とチーム力の強化
がますます重要となります。
本音を出せる・意見が歓迎される空気づくりは、今後の企業運営の柱のひとつです。
こんな変化が起きています(企業事例より)
山口市内の中規模事業所にて研修を実施した際の変化:
- 「部下から“相談したいことがある”という声が増えた」
- 「“話しても大丈夫なんだ”という感覚が少しずつ広がってきた」
- 「指示の後に“どう感じた?”と聞く習慣がついた」
など、業務の進行スピードよりも「信頼形成の質」が高まったという声が寄せられています。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 管理職だけでも研修はできますか?
A. 可能です。部下が参加しない場合でも、「どう受け取られるか」を考える内容を盛り込みます。
Q2. 日程や時間は調整可能ですか?
A. はい。半日〜1日での対応、複数回シリーズ形式など、柔軟に設計可能です。
Q3. 社内の実情に合わせた内容にできますか?
A. ヒアリングの上、貴社の組織規模・課題・職種などに合わせたオリジナル設計が可能です。
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最後に
心理的安全性は、「やりましょう」と声をかけるだけでは浸透しません。
それぞれの立場にとっての“感じ方”を理解し合いながら、丁寧に職場づくりを進めていく必要があります。
山口エリアで、より働きやすく、チーム力の高い職場づくりを目指す企業様へ。
まずは、状況のヒアリングや企画相談から、お気軽にお問い合わせください。