2026年02月05日
- 認知行動療法
山口で子どものうつへのカウンセリング
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
「最近、子どもの元気がない気がする」
「学校や友達の話をしなくなった」
「体調不良が続くけれど、検査では異常がないと言われた」
こうしたご相談は、決して珍しいものではありません。
子どものうつは、大人とは少し違った形で現れることも多く、周囲が“気づきにくい”という特徴があります。この記事では、子どものうつのサイン、認知行動療法(CBT)によるカウンセリングの考え方と具体的な支援、保護者の関わり方のポイントを、山口での臨床現場の視点から分かりやすくお伝えします。
1.子どものうつのサインと気づき
カウンセリングを検討する前段階として、周囲の大人が気づきやすい変化があります。
日常生活の変化
- 友達と遊ぶことが減る
- 表情が乏しくなる、口数が少なくなる
- 食欲が落ちる、または食べ過ぎる
- 眠れない、あるいは寝過ぎてしまう
感情・気分のサイン
- ゆううつな気分がほぼ一日中続く状態が2週間以上みられる
- 落ち込みだけでなく、イライラや怒りっぽさとして表れることもあります
身体症状として現れることも
- だるさ、頭痛、腹痛、食欲不振など
- 特に初期では「身体の不調」が前面に出ることも少なくありません
これらは「成長の一時期」「性格の問題」と見過ごされやすい一方で、早めに気づき、支援につなぐことで改善が進みやすいという特徴もあります。
2.子どもの認知行動療法(CBT)とは
認知行動療法(CBT)は、日常生活のストレスを整理し、考え方や行動のパターンを少しずつ調整していく心理療法です。
悪循環を止めるアプローチ
うつ状態では、
「うまくいかない → 自信をなくす → 行動が減る → さらに気分が落ち込む」
という悪循環が起こりやすくなります。
CBTでは、この循環を整理し、改善につながる流れを一緒につくることを目指します。
3つの側面からの支援
- 考え方の幅を広げる(認知の再検討)
一つの見方だけでなく、別の捉え方にも気づけるようサポートします。 - 行動の選択肢を広げる(行動活性化)
小さな達成感や楽しさを感じられる行動を、無理のない範囲で増やしていきます。 - 社会関係の調整
対人関係のパターンを整理し、アサーション(自分も相手も大切にした伝え方)などを学びます。
3.カウンセリングの具体的な内容と工夫
子ども向けのCBTでは、発達段階に合わせた工夫を大切にしています。
ワークブックの活用
イラストや身近な題材を用いたワークブックを使い、「考え方」「気持ち」「行動」のつながりを視覚的に理解できるようにします。
スモールステップでのスキル習得
- やわらかい考え方を試してみる
- 問題解決の手順を一緒に整理する
といった内容を、子どものペースに合わせて進めます。
心理教育からスタート
「自分はどんな時にしんどくなりやすいのか」
「どんな考え方のクセが影響しているのか」
を知ること自体が、改善への第一歩になります。
4.CBTの効果とメリット
再発リスクの軽減
CBTでは、ストレスとの向き合い方(コーピング)を学ぶため、将来的な再発リスクを下げる効果が期待されます。
医療機関との連携も可能
医療機関による薬物療法だけでは改善が乏しい場合でも、CBTを併用することで改善率が高まることが報告されています。
主治医の同意があれば、医療機関と連携しながら進めることも可能です。
5.保護者としての接し方のポイント
否定せず、寄り添う
「どうしてできないの?」と責めるのではなく、
「しんどかったんだね」と気持ちを受け止める姿勢が大切です。
「休む時間」を守る
改善には、しっかり休むことが欠かせません。
眠る・何もしない時間も、改善の一部と考えます。
環境の調整
家庭や学校など、子どもを取り巻く環境の負担が大きい場合、
保護者へのアドバイスや関係機関との連携も行います。
専門機関へのつなぎ方
学校や相談室などをクッションにし、
本人が納得できる形で専門家につなぐことが大切です。
6.最後にお伝えしたいこと
うつは、本人やご家族のせいではありません。
「相談してみよう」と思えたこと自体が、すでに改善への大きな一歩です。
カウンセリングは、今のつらさを和らげるだけでなく、
これからの人生を生きやすくするための大切な経験にもなります。
よくあるご質問(Q&A)
Q1.子どもが「行きたくない」と言っています。それでも相談できますか?
A.はい。まずは保護者の方のみでのご相談も可能です。状況整理から一緒に行います。
Q2.医療機関に通っていなくてもカウンセリングは受けられますか?
A.可能です。必要に応じて医療機関との連携もご提案します。
Q3.どのくらいの頻度・期間が必要ですか?
A.状態や目標によりますが、初期は週1回〜隔週、その後は調整していくケースが多いです。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店のご案内
WEBサイト
https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/
お申込みフォーム(事前相談・カウンセリング申込)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
お子さまの様子に気になる変化が見られた時点で、
相談は決して早すぎることはありません。
どうぞ、お気軽にご相談ください。