2025年08月16日
- 認知行動療法
山口で自己嫌悪に悩む方へのカウンセリング

〜認知行動療法で「自分を責めすぎる心」と付き合う〜
はじめに
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
「気づくと自分を責めてしまう」「小さな失敗を大きく感じて落ち込む」「人には優しくできるのに、自分にはとても厳しい」──こんな思いで苦しんでいませんか?
自己嫌悪は誰にでも起こる自然な気持ちです。しかし強く続いてしまうと、気分の落ち込みや不安、対人関係の不調につながることがあります。一方で、向き合い方次第では、自分を深く理解し成長につなげるきっかけになることもあります。
当センターでは、認知行動療法(CBT)の方法を取り入れ、自己嫌悪に振り回されず、もっと健やかに日常を過ごせるようお手伝いしています。
自己嫌悪とは?
自己嫌悪とは「自分のことを嫌だと感じる」心の動きです。
人間関係でのつまずきや、理想と現実のギャップを感じるときに強まりやすくなります。
- 「どうして自分はできないんだろう」
- 「また失敗してしまった」
- 「迷惑ばかりかけている」
こうした考えが重なると、ますます自分を否定してしまう悪循環に入りやすくなります。
自己嫌悪が続く悪循環
自己嫌悪は「考え方・感情・行動」が絡み合って強まります。
例:
- 失敗する
- 「やっぱり自分はダメだ」と考える(思考)
- 落ち込みや恥ずかしさが強まる(感情)
- 人を避けたり、挑戦を控える(行動)
- 孤立感が強まり「結局ダメな自分だ」と感じる
このサイクルを断ち切るには、考え方や行動を少しずつ変えていくことが必要です。
認知行動療法でのアプローチ
ここで紹介するのは認知行動療法の一部の方法です。実際には他にもさまざまな工夫があり、人によって合うやり方は異なります。
① 考え方の修正
「事実」と「解釈」を切り分け、偏った思い込みを和らげます。
例:「赤面=嫌われる」と決めつけるのではなく、「気にしていない人もいる」と柔軟に考える。
② 行動で確かめる
避けていたことに段階的に挑戦し、「大丈夫だった」という経験を重ねます。
③ 記録して客観視
その日の出来事や気持ちを書き出し、自分を少し離れて眺める練習をします。
④ リラクセーション
呼吸法やリラクセーション法で、感情の波にのまれない力を養います。
未来を描くことで自己嫌悪をやわらげる
「10年後の自分はどんなふうに過ごしているか」を思い描くワークも役立ちます。
未来の自分を想像することで、今の自分を過度に責めるのではなく「成長の途中」と受け止められるようになり、前向きな気持ちを持ちやすくなります。
カウンセリングの流れ
- 初回面接
自己嫌悪の背景や生活状況を丁寧に伺います。 - 整理と見立て
自己嫌悪がどう強まるのかを一緒に確認します。 - 実践(CBTを中心に)
考え方の修正、行動実験、未来志向のワークなどを実施。 - 振り返りと今後の支援
得られた変化をまとめ、セルフケアの継続を支えます。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 自己嫌悪はなくせますか?
A. 完全になくすことよりも「振り回されずに過ごせるようにする」ことを目指します。
Q2. 自己嫌悪が強いと心の病気ですか?
A. 自然な感情です。ただ強すぎる場合は、気分の落ち込みや不安につながることがあり、専門的支援が役立ちます。
Q3. どのくらい通う必要がありますか?
A. 個人差があります。数回で楽になる方もいれば、数か月かけて取り組む方もいます。
山口店のご案内
- 住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉1丁目7-33 湯田第一ビル3F
- アクセス:JR湯田温泉駅 徒歩5分
- 営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
- LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
- 予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
- Webサイト:https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/
おわりに
自己嫌悪は誰にでもある感情です。しかし強くなりすぎると、心の健康や人間関係に影響してしまいます。
認知行動療法を取り入れたカウンセリングでは、自分を責めすぎず、前向きに生活していけるようサポートしています。
山口で自己嫌悪にお悩みの方は、どうぞお気軽に当センターへご相談ください。
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