2025年03月06日
- 認知行動療法
山口で抜毛症へのカウンセリング

抜毛症(トリコチロマニア)は、髪の毛やまつげ、眉毛などを無意識に抜いてしまうクセのことを指します。自分でもやめたいと思っていても、気づけば繰り返してしまい、毛が薄くなることに悩んでいる方も少なくありません。
この記事では、抜毛症の特徴や背景にある要因、日常生活への影響、そして対処のための考え方について詳しくご紹介します。
抜毛症の特徴
抜毛症は、ただのクセや習慣ではなく、心理的な要因が関係していることが多いとされています。以下のような特徴がみられることがあります。
- 無意識のうちに髪の毛や体毛を抜いている
- 特定の場面や感情のときに抜いてしまうことが多い(例:集中しているとき、イライラしているとき)
- 抜いた毛を指で触ったり、口に入れることがある
- 抜いた後にスッキリした気持ちになるが、後で後悔することもある
抜毛症のクセが続くと、頭皮やまつげ、眉毛などの一部が薄くなり、見た目が気になってしまうこともあります。その結果、人前に出ることが億劫になったり、帽子やウィッグで隠そうとする方もいます。
抜毛症の背景にある要因
抜毛症の原因は一つではなく、さまざまな要因が関係していると考えられます。
1. 習慣として定着している
最初は何気なく毛を触ったり抜いたりしていたのが、繰り返すうちにクセとして定着することがあります。例えば、勉強中やテレビを見ているときに髪の毛を触るクセがついていると、無意識のうちに抜いてしまうことが増えていきます。
2. 気持ちの調整として行っている
緊張や不安を感じたとき、指先を動かすことで落ち着こうとすることがあります。その手段の一つとして毛を抜く行動が定着する場合があります。
3. 体の感覚へのこだわり
特定の毛の手触りや生え方が気になり、それを整えようとするうちに抜いてしまうことがあります。「この毛だけ硬い」「この部分の毛が気になる」といった違和感がきっかけになることもあります。
日常生活への影響
抜毛症は、見た目の変化だけでなく、心理的な面にも影響を与えることがあります。
- 抜いた部分を隠すために帽子やウィッグが手放せなくなる
- まつげや眉毛を抜いたことで、人と目を合わせるのが気になってしまう
- 繰り返してしまうことで「やめられない自分」に落ち込んでしまう
そのため、毛を抜く行動自体だけでなく、「どうして抜いてしまうのか」を考えることが大切です。
抜毛症の対処法
抜毛症をやめようとしても、「気づいたら抜いていた」というケースが多いため、単に「やめよう」とするだけでは難しいこともあります。まずは自分のパターンを知ることが大切です。
1. 自分のクセを観察する
「どんなときに抜いているのか」を記録してみると、自分のクセのパターンが見えてきます。
- 時間帯(例:寝る前、勉強中、テレビを見ているとき)
- 気持ち(例:イライラしたとき、不安を感じたとき、集中しているとき)
- 手の動き(例:特定の指で触る、同じ場所ばかり抜く)
クセが出やすい場面が分かれば、その状況に合わせた工夫がしやすくなります。
2. 手を動かす別の方法を考える
指先を動かすことが抜毛のきっかけになっている場合、手持ち無沙汰にならないように別の動きを取り入れる方法もあります。例えば、
- ストレスボールやハンドスピナーを持つ
- 編み物や塗り絵など手を使う作業をする
こうした工夫で、自然と毛を抜く回数が減ることがあります。
3. 自分に合った環境づくりをする
「抜くのをやめよう」と意識しすぎると、逆に気になってしまうこともあります。自分のクセが出やすい環境を少しずつ変えることも有効です。
例えば、
- 寝る前に帽子をかぶる(寝ながら抜くクセがある場合)
- 机の上にハンドクリームを置く(手を動かすクセがある場合)
- リラックスできる時間を作る(不安や緊張がきっかけの場合)
こうした工夫をしながら、自分のパターンに合わせた対処法を見つけていくことが大切です。
抜毛症に悩んでいる方へ
抜毛症は、単なるクセではなく、気持ちや習慣と深く関わっていることが多いものです。「やめたいのにやめられない」と感じるときこそ、一人で悩まずに専門家に相談することも一つの方法です。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店では、抜毛症に悩む方のサポートを行っています。まずは「自分のクセのパターンを知る」ことから始めて、一緒にできることを考えていきます。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店
一覧に戻る