2026年02月06日
- 認知行動療法
山口で受験にまつわるこころの困りごとへのカウンセリング
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
受験期は、学力だけでなく「こころ」にも大きな負荷がかかる時期です。
「やる気が出ない」「不安でたまらない」「理由もなく涙が出る」
こうした状態に戸惑い、「自分が弱いのでは」と感じてしまう方も少なくありません。
ですが、それは意志の問題ではなく、脳とこころが強いストレスに反応しているサインであることが少なくありません。
この記事では、受験にまつわる代表的な「こころの困りごと」と、認知行動療法の視点から考える具体的な対処のヒントをお伝えします。
受験にまつわる「こころの困りごと」と、脳のクセを味方につける処方箋
1.陥りやすい「3つのこころのパターン」
① 「完璧主義」という名の落とし穴
真面目で努力家な受験生ほど、「完璧に理解しないと進めない」という思考にとらわれがちです。
よく見られる状態
- 細かい部分に時間をかけすぎて全体が進まない
- できていないところばかりが目について落ち込む
- 些細なミスで一気に集中力が切れる
これは、強いプレッシャーの中で考え方が極端になっている状態とも言えます。
② 「やる気が出ない」負のループ
「勉強しなきゃいけないのに、体が動かない」という悩みもよく聞かれます。
ここでよくある誤解が、「やる気が出たら勉強する」という考え方です。
実際には、
👉 行動する → 少し気分が動く → やる気が後からついてくる
という流れの方が自然です。
動けない自分を責めるほど、ループは深まりやすくなります。
③ 見えない不安と孤独
浪人生の場合、現役時代とは異なる種類の負荷がかかります。
よくある悩み
- ゴールが遠く感じて不安が膨らむ
- 周囲との比較で自己否定が強まる
- 一日中ほとんど誰とも話さない
これは「メンタルが弱い」からではなく、過酷な環境に置かれたときの自然な反応です。
2.今日からできる こころのセルフケアのヒント
■ 「まず5分だけ」動く工夫
やる気を待たず、行動のハードルを極端に下げます。
- ノートを開くだけ
- 単語を1つ眺める
- タイマーを5分だけセットする
5分動けたらOK。それ以上できなくても失敗ではありません。
■ 考え方が極端になっていないか、立ち止まる
「この問題が解けない自分はダメだ」
「失敗したら終わりだ」
そんな考えが浮かんだら、一度距離を取ってみましょう。
- それは事実?それとも想像?
- 友人だったら何と声をかける?
- 合格に本当に“完璧”は必要?
考え方を少し緩めるだけで、こころの負担は変わります。
■ 不安や緊張が強いときの身体ケア
動悸や息苦しさは、身体からのサインです。
- 5秒で吸って、5秒で吐く呼吸を数分
- 肩や顎の力を意識的に抜く
- 睡眠と食事のリズムを整える
身体を落ち着かせることは、こころを落ち着かせる近道でもあります。
■ 自分を責めない「受け流す」姿勢
こころは「強く鍛える」ものではなく、揺れても戻れる柔軟さが大切です。
- 調子の波があるのは当たり前
- できない日があっても人格の問題ではない
- 誰かと話すだけでも孤独感は和らぐ
まとめ:今のつらさを、否定しなくていい
「もう限界かもしれない」と感じるほど追い詰められるのは、
それだけ真剣に受験と向き合っている証拠でもあります。
不安や焦りを無理に消そうとせず、
「今はそう感じているんだな」と認めるところから回復は始まります。
もし、
- 不眠や動悸が続く
- 涙が止まらない
- 勉強以前に日常生活がつらい
といった状態があれば、一人で抱え込まず専門家に相談することも大切な選択肢です。
Q&A
Q1.受験生本人ではなく、保護者が相談してもいいですか?
A.はい。保護者の方からのご相談も多くお受けしています。関わり方の整理だけでも意味があります。
Q2.勉強のやり方を教えてもらう場所ですか?
A.塾ではありません。勉強を妨げている不安・思考・行動面を整理するサポートを行います。
Q3.オンライン相談は可能ですか?
A.はい。山口県内外問わずオンラインカウンセリングに対応しています。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店のご案内
受験にまつわる不安、緊張、気持ちの落ち込みなどに対し、
認知行動療法の視点から丁寧にサポートしています。
WEBサイト
https://yamaguchi.cbt-mental.co.jp/
お申込みフォーム(事前相談・カウンセリング申込)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
「この程度で相談していいのかな」と迷う段階でも構いません。
こころの負担が小さいうちに、どうぞお気軽にご相談ください。