2026年01月22日
- 認知行動療法
山口でストーカーの再発防止カウンセリングを受けるなら
こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター山口店です。
このページでは、ストーカー行為を「繰り返さないために何を整えるか」という観点で、再発防止(再び同じ行動に至らないための支援)について、山口の状況も交えながら整理します。
※差し迫った危険がある場合(相手先へ向かってしまいそう/衝動が強い/周囲の安全が脅かされる等)は、カウンセリングの前に警察(110)や最寄りの相談窓口へ連絡してください。被害者の安全確保が最優先です。
山口県でも「ストーカー相談」は起きています
全国では、ストーカー事案の相談等件数は近年約2万件前後で高止まりが続いています(例:2024年は19,567件)。また、被害者は女性が多く、20代が最も多い層として示されています(統計上の傾向)。
「身近では起きない」と思い込まず、早めに相談につながることが大切です。
そして地域の話として、今回いただいた整理では、山口県内のストーカー相談件数は2024年に287件(前年差−49件)とされています。
人口規模から見ると多すぎる数字ではないように見える一方で、山口は地縁・生活圏の重なりが大きい地域もあり、「相談しづらさ」から表に出にくいケースが含まれている可能性も念頭に置く必要があります。
「相談が多いのに、検挙は一部」に見える理由
ストーカー事案は、相談のすべてがすぐに刑事事件として処理されるわけではなく、状況に応じて段階的対応(注意・警告・禁止命令等)がとられます。
また、被害者側が「厳罰」よりも「とにかく止まってほしい」を望むこともあり、統計上は「相談件数に比べて検挙が少なく見える」構造になりやすい領域です。
ここで大切なのは、法的な枠組みだけで、衝動や執着が自動的に落ち着くとは限らない点です。
だからこそ「被害者の安全確保」と両立する形で、加害行為に至るパターンをほどき、再発を防ぐ具体策を積み上げていく必要があります。
再発防止で大事なのは「気合い」ではなく「仕組み」です
ストーカー行為は、次のような流れで強化されやすいと整理できます。
- きっかけ(例:SNSを見た/別れの記憶がよみがえった/孤独が強まった)
- 受け取り(例:「無視された」「裏切られた」「今動かないと終わる」などの決めつけ)
- 感情の高まり(怒り・不安・焦り・孤独・嫉妬 など)
- 行動(連絡/待ち伏せ/尾行/SNS監視 等)
- 一時的な落ち着き(=「やれば楽になる」という学習が起き、次も繰り返しやすくなる)
認知行動療法(CBT)では、これを「反省」や「誓い」だけで終わらせず、行動に至る手前で止めるための手順を一緒に組み立てます。
認知行動療法(CBT)で行う「ストーカー再発防止」の中身
山口店では、再発防止の相談として、主に次を扱います(※個別性に合わせます)。
1)「きっかけ」と「危険な場面」を特定する
いつ・どこで・何が起点になりやすいのかを具体化します。
例:夜間、飲酒後、ひとりの時間、記念日、相手の投稿、特定の通勤ルート など。
2)受け取り(決めつけ)を点検し、現実的な見方を増やす
「相手の気持ちを自分の解釈で確定させてしまう」「不安を行動で消そうとしてしまう」など、暴走しやすい受け取り方を整理します。
ここでは善悪の説教ではなく、「その受け取り方が、次の行動を強める構造」を一緒に確認します。
3)感情が高ぶったときの「間」を作る練習
呼吸法などの落ち着け方に加えて、重要なのは行動を起こす前の手順です。
例:「10分だけ別行動」「スマホを別室に置く」「人に連絡する」など、実行可能な形に落とし込みます。
4)行動を“置き換える”計画を作る
「連絡したくなったら〇〇」「会いに行きたくなったら△△」のように、代替行動を具体化します。
ポイントは、本人だけで抱えない設計(協力者・環境調整・連絡手順)です。
5)再発防止計画を文書化する
「もし〇〇が起きたら△△する」「危険度が上がったら□□に連絡する」など、迷わない形にします。
必要に応じて、医療・関係機関との連携も視野に入れます。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 「自分がストーカーをしてしまったかもしれない」と感じた段階でも相談できますか?
はい。行動がエスカレートする前の相談ほど、できる手立てが増えます。
「やめたいのに止まらない」「気づくと相手の情報を探してしまう」といった段階でも、再発防止の整理は可能です。
Q2. 何回くらい通えばよいですか?
目安はありますが、状況によります。
再発防止は「理解」よりも「実行できる計画」と「振り返りの積み重ね」が重要なため、一定回数が必要になりやすい領域です。初回で現状を整理し、目標と進め方をご提案します。
Q3. 被害者側の相談(安全確保や心のケア)も対応していますか?
当センターは認知行動療法の枠組みで、被害による不安や生活上の困りごとの整理にも対応しています。
ただし差し迫った危険がある場合は、カウンセリングと並行して警察・支援機関の利用が必要です(安全確保が最優先です)。
認知行動療法カウンセリングセンター山口店のご案内(店舗紹介)
認知行動療法カウンセリングセンター山口店では、対人関係の行き違いから執着が強まったり、感情の高まりで行動が制御しづらくなったりする状況に対して、状況整理と具体的な再発防止の手順づくりを支援しています。
一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
山口店(対面・オンライン)
認知行動療法カウンセリングセンター山口店
〒753-0055 山口県山口市今井町4-10 山根ビル201号室
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営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
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